――『どういう土地に建てるかによって』工期が違ってくる
期間は早い人ですと、もう1カ月くらいで間取りも確定しちゃって進められますけども、あとはやっぱり土地とかの問題ですよね。土地が住宅地だったら結構スムーズに進みますけども、例えば山林とか農地を宅地にするとライフラインの整備に時間がかかる場合がありますので、そういう場合は半年先とかの工事になります。その辺りはご相談いただければ色んな方法でお手伝いしてスムーズに進めるようにはしています。
――土地が見つからない方には『不動産会社をご紹介サポート』
土地がまだどうしても見付かってない方は、弊社の提携してる不動産屋さんをご紹介して土地探しのお手伝いから始めたり、あとは私が情報をお預かっている土地情報に見合えばご紹介したりすることも可能です。
――海外輸入材料なので『建築工期は4か月~6か月』
やはり海外に発注するものですので、プランが決まってご契約が終わって、海外に材料を発注します。そこから日本に届くまでには、例えばフィンランドの場合は約3カ月から4カ月かかります。そのあいだに土地の造成だったり、基礎工事を終わらせて、コンテナで輸送されてくるログ材が届くのを待っている状態です。
あともう1つは、弊社の提携している中国の工場から入ってくる場合もありますから、その場合は大体1カ月半から2カ月で仙台港に届くということになります。その間、同じように基礎工事とかを進めているっていう感じですね。
だから早いお客様だと契約して完成までは4カ月、長いお客様で6ヶ月ぐらいでお引渡しできるっていう感じですね。
――『約1年間は無償のメンテナンス』で安心
基本的にはお引渡し後は大体2~3ケ月後ぐらいには一度お邪魔したりしてメンテナンスをします。ログハウスは全体が無垢の木でできています。例えばドアとか窓とかも無垢の木でできてますから、日本の湿度だったり梅雨の時期だったり、乾燥によってちょっと狂ったりすることがあるんですね。それが早いログハウスだと2ケ月とか3ケ月で発生する場合もありますし、全然発生しないログハウスもありますがその辺りは「約1年間は無償のメンテナンス」で対応させてもらってます。
――ログハウス独特の『木材のセトリング調整』対応も
ログハウスの1番大きな特徴は、「セトリング」といって木が乾燥することによって1階の壁高が収縮します、イメージとしては2階の床が下がってくるような木材の乾燥、収縮の動きがある事なんですね。それを支えるのにデッキの屋根を支える柱だったり縦に使ってる部分にはセトリングジャッキが設置されますので、それのジャッキの調整を3カ月、あと6カ月、大体1年ぐらいでチェックする必要があるので、それも無償でサポートさせていただいております。
[ポスト&ビームとティンバーフレームはセトリングはありません]
2年目以降は微妙なセトリングは発生しますが、大きく支障をきたすようなセトリングは発生しないと思いますので その後は状況によってお伺いする形ですね
――ログハウスは『とにかくメンテナンスが大切』
ログハウスはどこのメーカーさんも同じですけども、メンテナンスっていうのが大切なのですが、「そのメンテナンスって何なの?」と言われます。それは先ほど話した建具とかジャッキの調整はもちろんなんですけれど、1番は「外部の塗装」なんですよ。塗装はどれくらいの「間隔や期間で?」と聞かれると、建てている立地によって変わるんですけども平均して5~7年ぐらいで一度塗装していただくのがベストかと思います。
――塗装の撥水効果で『木材に水分を吸わせない』
外部塗装っていうのがやっぱり1番大切で、木の天敵は水分なんですよ。塗装することによってその水分を塗料の撥水効果で木材に水分を吸わせないという働きがありますから、塗装は重要なメンテナンスになってきます。その塗装を怠って長い間放置すると、木が水分を吸い始めます。その結果悪い条件が整うと、カビが生えてきたり苔が生えてきたり、次にはログ材が腐ってくるっていうことになります。その辺りは打合せや施工中も十分ご説明しますし、メンテナンスのお手伝いもしますので、心配なく建てていただければいいかなと思います。
――基本的には『再塗装のタイミングは5年~7年毎』
5年毎とは期限は決まってはいませんけども、状況を見ているとそろそろ塗装が剥げてきたなとか、ちょっと水を吸うようになってきた感じがした時を見計らって塗装のタイミングを検討して頂きたいです。「ちょっとわからないな~?」そんな時はご相談していただければと思います。